~ゆるりと子育て情報⑨~
「クリスマス」
先日、年長のKくんがあるテレビ番組を見ていて「怒れたことがあった」とY先生に話してくれたそうです。
内容は番組に出演していたお兄さんが「クリスマスはサンタさんにプレゼントをもらえたりして楽しい」と言っていたとのことで、Kくんは「クリスマスはプレゼントをもらう日ではなくてイエス様のお誕生日なんだ・・・」と。
Kくんは真のクリスマスの意味を知っているからこそ、“物を申したい”という気持ちになったことでしょう。
神様は2000年前の寒い夜に最高の贈り物、救い主イエス・キリストをこの世にお与えくださいました。
この世に救い主が来られたことを祝うのがクリスマスです。
そして、Kくんの思いは続きます。
もらうばかりがクリスマスではないと・・・
幼稚園では医療を受けられない方々、あらゆる困難にある方々を思い、一人一人が献金箱を作り、クリスマス献金を捧げます。
家族、友だち、身体、自然の恵みなど、数えたら数え切れないほど神さまから愛をいただいている私たち。
感謝をもって、自分たちのできることで愛あるアドベント(クリスマスまでの準備期間)を過ごします。
できること・・・献金以外にも身近にあります。
目と目を合わせて「ありがとう!」
心に温かさが通います。
目、心に愛が宿り、心が満たされます。
穏やかな安らぎの空間が生まれます。
そして、祈り。
地に平和がなされていきますように。
自分たちのことだけでなく、遠く離れた国で起こっていることにも目を向け、一日も早く戦闘が終わりますよう希望を持ち、祈り続けていきましょう。
~そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」マタイによる福音書25節40節~
どうぞ、神さまの恵みと祝福溢れるクリスマスをお過ごしください。