~ゆるりと子育て情報⑩~

~ゆるりと子育て情報⑩~

 

 「ひと手間」

 

今年は元日より大規模な地震が発生し、また、航空機事故と続き胸が締め付けられるような年の始まりとなりました。被災地では今も尚、懸命な救助活動が続いています。厳しい避難生活を強いられ、日々の暮らしが守られない中での日常は、いかばかりかとお察しいたします。被災地における救助、復旧活動などにご尽力されている皆様に敬意を払うとともに一刻も早い復興を心よりお祈りいたします。

 

今回の子育て情報は、「ひと手間」について少し考えてみようと思います。

先日、給食が進まない子がいました。食欲には、気持ちや体調が大いに関係してきます。

諸々を鑑みた上で、その日は米飯でしたので「おにぎりにしようか?」と聞いたところ、「うん!」との返事。表情も明るくなり、おにぎりをすぐ手に取り、美味しそうに頬張っていました。

同じ米飯…でも、ひと手間かけるだけで気持ちが変わり、手が伸びる。その後の気持ちも保障される。お腹が空いていては、子どもは特に快適には過ごせません。

ひと手間は、たった少しのことかもしれませんが、提供する側にも余裕がなければ、なかなか気持ちも動きません。 

この始まりも、まず、気持ちや体調に余裕がない状況から発生していますので、余裕のない対応を重ねては前へ進むことができないかと思われます。

「ひと手間」には心の通いがあります。心は見えませんが、心が織りなすものは限りないものと思われます。心に紡がれた思いは温かさが残ります。それは、様々な原動力となっていくことでしょう。

自分自身の余裕は知恵を絞ることや、周りの人の助けも借りながら作り出していき、子どもたちへのひと手間を惜しまない関わりができるように心がけていきたいと思います。

しかしながら、子育て真っ最中の「ひと手間」は容易なことではありません。子育てに悩み、行き詰まるようなことがありましたら、“こんなことで”などと思わず、どうぞ園までご連絡いただけましたら幸いに思います。一緒に共有し、心の負担を少しでも軽くできたらと思っています。

まだまだ、寒い日が続きますので、皆様のお身体が守られますようお祈りいたします。