~ゆるりと子育て情報⑪~

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「幼い頃の思い」

 

新学期が始まりました。

あっという間に一ヶ月が過ぎようとしていますが、皆さん、いかがお過ごしですか?

 

先日、幼い頃、弟がよく遊んでいた友人に久しぶりに会いました。

懐かしい話しに花が咲き、たくさんの笑いに包まれた時間となりました。

その中で私の父が乗っていた車の話しになり、今でもその時の光景を鮮烈に覚えているとのことでした。大人になってもその車への憧れは止まず、同じ車を購入して10数年乗っていたと話してくれました。

思えば、当時よく遊びに来ていた弟の別の友だちや弟も含め、大人になってから、それぞれ同じタイプの車に乗っていた時があったことを思い出しました。

そして、その車に自分の子どもを乗せてカブトムシを捕まえに行ったり、キャンプに行ったり・・・

自分の子どもも大きくなり、車だけでなく、その時のキラキラとした良き思い出と共に世代を超えて当時と同じことが今、繰り返されていました。

聖書に「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」(コリントの信徒への手紙二 4章18節)とあります。

今回のことを通して、まさに目には見えないものが心に生き続け、時を超えて紡がれていく様を教えてもらったようでした。

0から6歳までは特に人格形成の重要な時期と言われます。

見えない心を大切にすることは、感じた思いをどれだけ大切にできるかに関わってくることかと思います。

見えない思いを大切にしたいと思っても見えない分、子どもの成長の度に難しく、不安も募ることがあります。

そんな時は相談が一番です。

不安から安心へ変わるお手伝いができたらと思っていますので、いつでもお声をかけてください。

子どもたちの感じる心、見えないものを一緒に大切にしていきましょう。